歯ぎしり物語 第二話 『マウスピースができたよ!』
高松市木太町の「木太デンタルクリニック」です
長尾街道沿い、一瞬道路標識と見間違うような青い「歯」の看板が目印です
入り口横の黒板にはなぞなぞを出しているちょっと変わった歯医者さんです
こんにちは
歯科医師の「山下 智弘」です
〜前回までのあらすじ〜
過酷な労働環境で働く私の歯を守るためにマウスピースを作ろうと思いつきました。当院を受診される患者様の中にも「歯ぎしりでお悩みの方」「マウスピースに興味はあるけど実際どうなの?』と質問される方が多く、歯科医師である私自身が体験して記事にしてみようということにしました。
前回は型取りと模型の説明、歯ぎしりをしている人の三つの特徴についてご説明させていただきました。
そして、待つこと五日間…ついに技工所からマウスピースが納品されました!
私の歯並びに合わせた世界に一つだけのマウスピース
お口に入れた瞬間からすっと歯列に寄り添ってくれました。
今回は初めてということもあり、ソフトタイプのものを作ってもらいました。
これを装着することにより、就寝時の歯ぎしりによる歯の咬耗と歯ぎしり音を軽減してくれます。またソフトタイプはハードタイプよりも装着感はいいのですが、欠点として歯ぎしりにより穴が開いてしまうことがあります。
口の中に入れた感想は思っていたよりも薄く、柔らかかったので装着時の違和感はほとんどありませんでした。ソフトタイプなので噛み合わせの調整も不要です。味は少しゴムのような味がしましたが、ほとんど気になりません。
ただし、装着時はいくら薄くて口蓋まで覆っていないマウスピースといっても話しづらさはありました。しかし、これは別名「ナイトガード」というように就寝時のみに装着するものなので無問題。とくにお口の中がかさばる感じや呼吸がしづらいといったことはありませんでした。
そしてなにより驚いたのは
装着しているのがほとんど目立たない!
マウスピースって意外と目立たないものなんだとしみじみ…
ということは、いびきを軽減してもらうためのマウスピースや矯正用のマウスピースも意外と目立たないのでは。。。試してみたくなりました!
「歯ぎしり物語」の続編は「地響き物語」にでもしようかな…
次回 まさかの展開!!!!!!!!!!!!!
歯ぎしり物語 第三話
『朝起きたら…』
乞うご期待 つづく